僕の長男は結節性硬化症という難病。 難治のてんかん、右手の麻痺、自閉症、知的障害などたくさんの障害がある。
彼の人生は色々な事情から、常に困難で狭く暗い道のりである。
それでも、何とかして未来を明るくしてあげたいと努力した。
しかし、まだまだ道は狭く暗い。
長男の下に子供が3人いる。
彼らも障害のある長男のきょうだいであるがために、少なからず道は狭く、暗くなる現実がある。
ふと、見渡すと社会の「普通」から少しだけ逸れてしまった方がたくさんいる。
少しの支援でその人なりに過ごしていけるのに。
少し逸れてしまった人を自分の心から排除してしまうことは、簡単かもしれない。
しかし、「あなたの普通」 が、他の人から「普通ではない」とき、あなたも排除されるかもしれない。
僕は誰も排除したくない。
僕はみんなのこころとからだの居場所を提供できるために、できることをする。
そのためには、たくさんの事業をこれからも興す。
すべては、道を開き、光を照らし、居場所をつくるため。
僕の仕事の必要がなくなる時、それはとってもいい世の中になっている時。